2歳1か月 児童通所支援受給者証が届く~療育スタート!
市役所で療育の申請をしたあと、相談支援事業所の方と計画書作成のためのインタビューを受け、療育施設を見学。
その後、児童通所支援受給者証というのが届きました。
これで正式に療育がスタートできます!
初めての療育でやった内容や、ぴょんきちが興味を示したもの、先生からいただいた接し方のアドバイスなどをご紹介します。
2歳1か月 初めての療育 今回のプログラム
初日はなんとほかのメンバーが全員欠席で、ぴょんきちの貸し切り状態でした^^
この日にやったことは
- アスレチックルームで全身運動
- 椅子に座ってご挨拶
- プットイン
- 小豆のプール
- シャボン玉
- 椅子に座ってお母さんからの言葉
- 椅子に座って最後のご挨拶
でした。
アスレチックルームで全身運動
前回見学に来たときはトランポリンが気に入って何度もよじ登ろうとしていましたが、今回はアスレチックルーム横のプレイルームにあるテーブル・カーテン・壁に貼ってある絵・棚・時計などが気になって、なかなか集中して遊びませんでした。
あっちに行ったりこっちに行ったり、広いスペースを気が向くままに走り回って、15分ぐらいすると疲れてしまって座ってぼーっとする場面も^^;
椅子に座ってご挨拶
椅子に興味を持って座席をポンポンと叩くものの、自分では座らず。
先生に座らせてもらったら、ご挨拶の間はじっとしていられました。
プットイン
スーパーボールを穴の中に入れたり、穴のあいた積み木を棒に通したりしました。
最初はボールも積み木も手に取るとすぐに投げようとしましたが、先生が手を取って一緒に作業を何回かしてあげると、真似して同じことを始めたんです。
最後の方はすごく集中してできました。
小豆のプール
見学のときはボールプールだったのですが、今回はボールの代わりに大量の小豆が入っていました。
中に入って小豆を踏んだときに感触に驚いたのか、びっくりしたような顔をしてしばらく固まっていましたが、先生や私が小豆を手に取ってサラサラ~と落とす様子を見せると少しずつ興味を持ってきました。
小さな穴の開いたおもちゃの中に小豆を入れ始めると、すっかりはまってしまって10分ほど集中して遊ぶことができたんです。
最後は「出たくない~」と抱っこを拒否してました^^
シャボン玉
シャボン玉は見学のときもかなり集中して楽しんでいました。
今回は小さなシャボン玉よりも大きなシャボン玉をよく目で追って、手も出していましたよ。
下からのぞき込むようなしぐさも見せていました。
椅子に座ってお母さんからの言葉
椅子に座って親子で目を合わせ、お母さんから子どもへその日の感想を話してあげます。
「集中して遊べるものがたくさんあって楽しかったね」
と声をかけました。
椅子に座って最後のご挨拶
椅子に座ったまま「先生さようなら、皆さんさようなら」と挨拶をして終了です。
子どもに物を渡すときに心がけること
先生が
「ぴょんきちくんはやっぱり人よりも気になる物に興味がいって目が合いにくいですね。」
と観察していて気づいたことを教えてくださいました。
例えばボールで遊ぶ時、これまでは何も考えずにぴょんきちの方にボールを転がしたり、渡したりしていました。
そのときに、渡す側の人がボールを顔の横に持って、ぴょんきちと目をしっかりあわせて「ボールをどうぞ」というふうに渡すといい、とアドバイスをもらいました。
「私があなたにボールを渡しているんですよ。」という気持ちを強調して、相手とのコミュニケーションを取る練習をしていくんですって。
集中できる遊びを増やして物を投げる時間を減らしていく
ぴょんきちはとにかく手に取った物は何でも投げてしまう、という特性があります。
好きな食べ物だとわかっていても、口に運べば食べるのですが、手に持たせると投げてしまいます。
今回のプログラムでプットインや小豆プールで遊んでいた時、気に入って集中して遊ぶことができました。
家でも同じように穴に物を入れるようなおもちゃを準備してあげれば、集中して遊ぶ時間が増えていきます。
そうすると物を投げて遊ぶ時間が減っていく。
こんな感じで好きなこと・集中できることを発見して、どんどん与えていくといいんですって。
根気よく諭すのはあまり効果がない
例えば物を投げまくっているときに
「『ダメだよ』って根気よく話してあげた方がいいんですか?」と先生に質問すると、それは今のぴょんきちにはあまり効果がないとのこと。
投げられると困るものは届かない場所に置くか、隠してしまう。
危ない場所には入れないようにドアを閉めて鍵をかけてしまう。
というように、物理的に届かない・できないという状況にしてしまった方が、すんなりと納得しやすいんですって。
さいごに
1回目の療育でしたが、親も子も学ぶことが多く発見も多く、とても勉強になりました!
やっぱり専門家に相談しながら、一緒に子育てできる環境って本当にありがたいです。
これから療育に通うことでどんな効果がでてくるのかはまだわかりませんが、ぴょんきちの良いところや新しい一面をたくさん見つけて、たくさんの「楽しい」を感じてほしいなと思いました。