2歳5か月 療育施設の先生と面談
2歳5か月になったぴょんきちは、療育に通い始めて約4か月が経ち、流れにだいぶ慣れてきたかなという感じです。
今年度のカリキュラムが終了したところで、振り返りや新年度の目標確認などをするために、保護者と先生との面談がありました。
そこで先生とお話したことを記録しておきたいと思います。
2歳1か月~2歳5か月 療育の評価
この4か月の療育を通して、ぴょんきちが得意なことや苦手なことが少しずつ見えてきました。
療育の先生の目から見たぴょんきちの評価は、私が感じていることとだいたい同じでした。
認知面について
- 運動遊びのあとは音楽を流すと、自分から移動して椅子に着席できることから、活動の流れを理解していることがわかる。
- 名前を呼ぶとスタッフの手にタッチしたり、手遊びもよく注目するようになった。
- 物品やその日の気分で行動が左右されやすい。
- 朝早起きしたときやお腹がすいているときは離席が多かった。
- 個室に行きたいときは、母親やスタッフが止めても抵抗して、マッサージが受けられないことがあった。
- 「×」マークをつけることで、いったんそれに注目してドアを開けることをあきらめたことから、「×」の意味がわかりつつあるようだ。
「×」の意味がわかってきたというのは、やっぱり大きな進歩!
言葉で伝えることにこだわらず、視覚的な物(マーキングやマーク)を使って、本人が理解して楽しむとい反応が大切だということでした。
今は「×」マークのように、ルールを伝えるためのツールを増やして、理解を促していくことが大事なんですって。
運動面について
- 最初はサーキットルームから出て行って走り回ったり、好きなボールで遊ぶだけのことがあった。
- 母親が一緒に遊具に乗ったり、大きなボールを使って誘導することで、遊具での遊び方がわかりバリエーションが増えていった。
- トランポリンでは一人でジャンプできたり、ボールを力強く投げるなど体を動かして遊ぶことを楽しめた。
- リトミックでは母親の介助で後ろ歩きや、速い回転を喜び、毛布に一人で上手に乗れた。
- マッサージでは、自分で手のひらや足の裏をマッサージする場面も見られた。
- 個室での小豆・ボール・新聞紙遊びなどの感覚遊びは集中してでき、箱や筒の中につまんで入れたり、投げたり、両手で拾ってこぼしたりして遊ぶことができた。
- 小麦粉粘土の感触が苦手で、感覚過敏があるようだ。
いやがることは無理やりやらせるのではなく、道具を介して遊べるように環境を整えてあげることが大事だということでした。
コミュニケーションについて
- スタッフが顔を覗き込むとアイコンタクトがあったり、走って壁をタッチする模倣があったり、スタッフからの発信である「こちょこちょ」や高い高いをすると笑って喜ぶなどの反応が増えてきた。
- ぴょんきちは「ここに決めたら動かない」のように、自分の決めたとおりにやり遂げたいという気持ちを強く持っている。
- こだわりたい気持ちが強いことで周囲の流れとは違うことをしてしまうことがある。
今やるべきことではないことをすぐにやめさせようとしてしまうけど、こだわることでぴょんきちは安心するんですね。
ぴょんきちがこだわりたいことを母親と統一して、本人の気持ちを共有しながら実力を発揮していけるよう、また大人とのやり取りを楽しめるように関わっていくことが大事だということでした。
さいごに
先生から「何か困っていることとか質問とかありませんか?」と聞かれ、やっぱり最初に頭に浮かぶのが「物を投げること」でした。
ぴょんきちはきっと、あの物を投げる感覚が好きなんでしょうね。
それを無理やりやめさせたり、怒ったりしてもまったく意味がないので、投げられて困るものは隠す、要らないものはできるだけ片付ける、というように工夫しながら少しずつ理解を深めていくしかないな~と思ってます。
4月からは時間が15分早くなって、毎週木曜日の10時~11時に療育へ通うことになりました。
クラスのメンバーも先生も変わらないということで、安心しました^^
せっかく慣れて他のママたちとも仲良くなってきたころだったので☆
先生は「毎週ここにきて、たくさん話をして、お母さんも発散してくださいね!」と言ってくださって、とても心強いです。
最初は、仕事の調整をして毎週時間を作るのが大変だと思う時もありました。
でも今では、療育施設に行って、ぴょんきちと一緒に体を動かし、ママたちとワイワイ話したり、先生たちに気軽に相談できるのがとても楽しみになっています。
田舎で子どもが少ないこともあるんでしょうが、恵まれた環境で療育が受けられること、とても感謝しています。
来年度も楽しみながら、ぴょんきちの良いところをもっとたくさん発見して、伸ばしてあげられたらなって思います^^