1歳半健診で引っかかった!自閉スペクトラム症の息子の成長日記

我が子が1歳半健診で身長の低さと発達の遅れを指摘されてからの記録を綴っています。発達障害・自閉スペクトラム症・ADHD・低身長・発達外来・療育

3歳2か月 療育施設主催ペアレントメンターとの講演・座談会へ参加!

3歳2か月療育施設主催ペアレントメンターとの講和・座談会

アレントメンター

ぴょんきちが通っている療育施設で、ペアレントメンターの講演会&座談会がありました。

前々日までぴょんきちが熱を出していたので、行けるのかどうか・・・ってドキドキしましたが、前日にはすっかり元気に回復したので予定通り参加できました!

 

いやー、行って良かったです!

その時の様子をご紹介しますね。

 

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アレントメンターとは? 

アレントメンターというのは発達障害の子どもを持つ先輩保護者さんのこと。

同じような発達障害の子育てを経験してきた親が、相談相手となって悩みを共感してくれたり、自分の子育て経験を通じて子どもとの関わり方などを助言したりしてくれる人のことなんです。

 

今回は4人のペアレントメンターが本土から来てくれました。

 

2時間半の時間の中で

が和気あいあいと行われました。

 

>>ペアレントメンターながさきのホームページ

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アレントメンターの体験談講話

今回話をしてくださったお二人の子どもさんは、もう高校や専門学校を卒業して就職していらっしゃるとのこと。

 

それを聞いてまず

「就職できるんだー!」

という希望がわいてきました。

 

小さい頃は

  • 会話ができない
  • 字が書けない
  • おもちゃ箱をひっくり返す
  • 幼稚園や学校の教室に入れない
  • 周りに合わせて集団行動ができない
  • パニックをおこす

など、うちのぴょんきちと同じような状態だったそうです。

 

ちょっと前ってまだ「発達障害」という言葉もメジャーではなかったし、支援制度もまだ今みたいに充実していなかった頃。

アレントメンターさんたちは、いろんな面でたくさんの苦労をされてきたとのこと。

 

特に

  • 食事(偏食)やトイレトレーニング、身支度など生活全般に関わること
  • 小学校、中学校、高校入学などの節目での環境の変化
  • 支援級か特別支援学校かの選択
  • 周りの子や親とのトラブルや関わり方

ではずいぶん悩んでこられたようです。

 

でも、話しているお二人はずっと笑顔で、時折笑いもとりながら場を和ませてくれました。

まさに肝っ玉母ちゃんって感じで「たくましいな~」って思いました。

 

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アレントメンターと参加者の座談会

講話のあとは休憩を挟んで、ペアレントメンターと参加者の座談会です。

テーブルを囲んでみんな輪になって、お茶とお菓子をいただきながらそれぞれの悩みや質問などを話していきました。

 

最初はみなさんちょっと緊張していましたが、ペアレントメンターさんがうまく話を振ってくれるし、終始笑顔で楽しい雰囲気だったから、だんだんと話しやすい空気になっていったんです。

 

参加者の子どもの年齢は3歳~6歳、出てきた質問や相談の内容は

  • トイレトレーニングがうまくいかない
  • はさみ、鉛筆、箸など手先を使う作業がなかなかうまくいかない
  • 他の保護者へ自分の子どものことをどう理解してもらうか
  • 兄弟間でのトラブル

などでした。

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アレントメンターからのアドバイスや学んだこと

参加者の質問に対するアドバイスや、体験談から学んだことをまとめておきます。

  • とにかく経験をさせる!できることからスモールステップで成功体験をつみかさねる

  • 「ありがとう」「ごめんね」など子どもに言えるようなってほしい、できるようになってほしいことは親が率先して言う、やる!

  • はさみが使えないからはさみの練習ばかりやるのではなく、体全体を動かして鍛えるよう心掛ける。とくに生まれてから歩くようになるまでの動き(寝返りとかハイハイなど)は良い!ゲーム感覚で取り入れる

  • 自分はどういう人間なのか認識させていく。「あなたは障害があるから~~~」ではなくて「あなたはこういうところがあるよね~。だからこういうふうにしていくといいかも~」という感じで。

  • 困っていることを自分で言えるように、成功したことを認識できるようにしていく。そのためには親が言葉で説明してあげる「この音が苦手だから逃げ出したんだね」「おしっこを教えることができてスゴイね!」など

  • 支援を受けられるのであれば小さいうちからどんどん受けて、支援を受けることに子どもも親も慣れておく!例えば5年生ぐらいになってから普通学級→支援学級となると「自分があの場所に行くなんて・・・」と子どもが拒否してしまうことがある。

  • 日記に記録したり、人に話すことはとても大事。特に記録は良いことも悪いことも、毎日つけておくと後で貴重な資料となる

  • サポートブック(うちの子はこんな子です!をまとめた冊子)のようなものを作って学校の先生に渡し、子どもの特性を理解してもらう。

 

さいごに

今回参加した保護者は、みなさん初めての方ばかりだったようですが、「参加してよかった!話せて良かった」と喜んでいました。

もちろん私もその一人。

 

実はぴょんきちと同じ保育園に通っている!という方とも知り合いになれました。

学年が違うし、送り迎えの時間帯も違うから、今まで全然接点がなかったんですよね。

こんなに近くにいながら出会えなかったなんて^^;

 

こんなふうに、親同士で話せる機会をもっともっと増やしていただけたらありがたいな~と思いました。

療育の時もママ友や先生たちと話せはするんだけど、多動っ子ちゃんたちからも目が離せないし、ゆっくり話すというわけにもいかないんですよね。

 

次もあったら絶対に参加したいです!