3歳5か月で超多動は落ち着く気配なし!とにかく体力勝負!
2歳9か月で自閉症スペクトラム症と診断され、週1で療育に通い始めて1年以上が経ちました。
我が家のぴょんきちは3歳5か月になりましたが、人とのコミュニケーションが難しいことや、成長がゆっくりなこと以外にも「超多動」なのが悩みの種。
病院の先生からは「そのうち落ち着くよ」とは言われているものの、「そのうちっていったいいつなのよ・・・」とゴールの見えない毎日でヘトヘトです。
昨日そんなぴょんきちを連れて、込み合う病院へ行ってきました。
超多動っ子を静かな場所へ連れて行くときの恐怖体験・・・ではなくて心構えや対策などをお話したいと思います。
超多動っ子はうるさい!静かな場所へ連れて行くとどうなる?
超多動っ子なぴょんきちを連れて病院へ行きました。
ぴょんきちは普段あまり行かない場所へ行くと・・・大興奮!
- 自動ドア
- 大きな振り子のある時計
- 受付に置いてあるぬいぐるみ
- 大きなソファー
- 非常用のボタン
- 大きなカーテン
彼の興味関心を引き付けるものがたーくさんあります。
あれも触りたい、これにも触れてみたい、あっちにも行きたい、跳びはねたい!
いろんな欲求がどどーっと出てくるので、おとなしく座って待つなんて不可能です。
ぴょんきちはすぐに靴と靴下を脱ぎ棄て、大きな振り子時計に向かってまっしぐら。
ソファーによじ登りカーテンをひらひらさせたり、ソファーの上で跳びはねてみたり。
受付に置いてあった人形を投げようとしたり。
自動ドアにへばりつくようにして開閉の様子を見ていたり。
足も動きも速くなってきたから、アラフォー母はついていくので精一杯💦
「元気でいいねぇ~」
なんて言ってくれる人もいますが
「なんてうるさい子なの!」
「しつけがなってない!」
って思われるのが普通です。
昨日は患者さんも多く、受付した後に一度帰宅してから出直したんですが、それでも1時間待ちとなりました・・・
こんな時どうしたらいいんでしょう。
超多動な子どもへの接し方や対応策!我が家の場合
ぴょんきちの場合は、3歳5か月だけど身長が90cmなく、体重もまだ13kg台。
やっと2歳児の標準ぐらいの大きさなんです。
だから、幸い抱っこひもで抱っこできる!
ぴょんきちを連れて公共の場や静かにしなきゃいけない場所に行くときは、抱っこひもが必須アイテムとなります。
普通に抱っこしても、新鮮なエビのようにぴちぴち跳ねたかと思うと、急に脱力して母の腕からすり抜ける!
そんな技を身につけた超多動な3歳児を抑えられるのは、抱っこひもしかありません。
抱っこひもで抱っこして、
- 自動販売機のボタンを触らせる
- 鏡を見せる
- 絵や景色を見せる
- 散歩する
こういうことをひたすらやってます。
それでもじっとはしていませんが、重たいけど、疲れるけど、抱っこしたままあっちに行ったりこっちに行ったりして、なんとか時間が過ぎるのを待つのです。
ぴょんきちの場合、家でよく遊ぶお気に入りのおもちゃや絵本を持って行っても、全く意味なし!
興奮するとおもちゃだろうが絵本だろうが投げまくるので、凶器になってしまうんですね。
それに
「これもダメ!」「あれもダメ!」
と言ってたら癇癪起こして余計に大変な状態になります。
抑えなきゃいけないんだけど、できるだけ叱ったりせずに、他のことで興味を引く。
そして、なるべく笑顔で接する。
これがベスト!
なので、抱っこして歩き回るのが今のところ一番効果的のある対応策なんです。
あと、空腹でもグズグズになっちゃうので、長くかかりそうなときは、おにぎりなどパクっと食べられるものも持って行くようにしています。
超多動な3歳児の子育ては体力勝負!
というわけで、超多動な3歳児を連れて外出するときは
- 相当な覚悟
- 体力
が必要となります。
特に待ち時間の長い病院なんかは恐怖でしかないんですが、抱っこひもで抱っこして歩いていれば何とかなります。
今のところ、抱っこひもから抜け出すワザはまだ身に着けてませんからね。
重いし、顔を引っかいてきたり叩いてきたりすることもあります。
それでもひたすら耐えるんです。
神は乗り越えられる人にしか試練を与えません。
あー、空がきれいだな。
鳥が鳴いてる~。
花が咲いてるよ!
このジュース美味しそうだね。
なんて小さな感動を無理やりにでも見つけながら過ごしていると、時間はあっという間に過ぎるもんです。
その後の筋肉痛は必須ですが、ジムに通わず無料で筋トレできると思えばお得感も感じられるし、前向きになれます(笑)
それに、知り合いに会ったりすると優しく声かけてくれるし、理解して優しく接してくれる人もたくさんいるんです!
いつの日か落ち着いて外出できる日を夢見て、今日も覚悟と体力で乗り切ろう!