1歳半健診で引っかかった!自閉スペクトラム症の息子の成長日記

我が子が1歳半健診で身長の低さと発達の遅れを指摘されてからの記録を綴っています。発達障害・自閉スペクトラム症・ADHD・低身長・発達外来・療育

2歳1か月新版K式発達検査の結果!発達の遅れは1年ほど

新版K式発達検査 2歳1か月

検査結果



2歳1か月になったぴょんきちは、2度目の発達外来を受診しました。

先月心理士さんと「新版K式発達検査2001」という検査を受けていたので、その結果の説明を受けてきましたよ~。

全体的に1年ほど発達の遅れがあるということでした。

 

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新版K式発達検査2001の結果

先月受けた「新版K式発達検査2001」の検査で、ぴょんきちの発達年齢がどれぐらいなのか、ということがわかりました。

 

teishinchou.hatenablog.com

 

新版K式発達検査2001は、子どもの体や手を動かす力、言葉を使う力など、発達全般を測る検査です。

 

検査時の様子 

  • お母様にだっこをしてもらった状態で検査に取り組んでもらいました。
  • 言葉の理解が難しかったために何をすればいいかが伝わりにくく、真似をして描いたりなど、相手の意図に合わせて動くのは難しいようでした。
  • 一方、小さな鈴をつまんだり、見ながら型に当てはめたりあするなど、自分から物に働きかけて、見ながら調節して物にあわせて動作をすることはできていました。

 

検査時の様子について、臨床心理士さんからのコメントです。

 

発達外来の先生が「よくこの状態で検査できたね~」って関心されました(笑)

「いや~すごかったですよ!積み木飛んでました!何とかかんとかって感じですね💦」思い出すだけでも汗ばみそう(笑)

 

検査の結果

        領  域 発達年齢 発達指数(DQ)
姿勢・運動(大きく体を使う運動) 1歳8か月 81
認知・適応(見たものを手で表現する力) 1歳1か月 52
言語・社会(言葉を使って表現する力) 0歳10か月 41
全領域 1歳1か月 54

 

 

お子様の全体的な発達指数(DQ)は54で1歳1か月相当の発達という結果でした。

年齢に対して発達がゆっくりのようです。

また、同じ検査の中でも得意なところと苦手なところがありました。未熟な力の部分は、手助けや支援が必要な域と考えられます。

具体的に見ると、身体全体を大きく使う力(姿勢・運動)は1歳8か月相当の発達で少し未熟さが見られました。

見たものを把握し、見ながら手先を動かす力(認知・適応)は、1歳1か月程度の葉ってつで未熟さが見られました。

また、言葉を使って表現する力(言語・社会)は、10カ月程度の発達で未熟さが見られ、これらは特別な支援が必要と推定されます。 

 

とのこと。

 

こうやって領域別に詳しく説明してもらえるのは、とてもわかりやすいなと思いました。

 

検査結果の詳細

 

姿勢・運動(姿勢を保ち、身体全体を大きく使う力)について

お子様は、その場で両足を使ってジャンプすることができていたため、身体全体を動かす力については、1歳8か月相当と推定されました。

 

これについては、検査の当日に実際に見せたわけではなく、心理士さんからの

「ジャンプできますか?」

「階段は自分で昇り降りできますか?」

「走りますか?」

という質問に私が答えたんです。

 

認知・適応(見たもののを把握する力・見ながら手先を動かす力)について
  • お子様は、見て試行錯誤しながら型に合わせて物を入れたりはめたりすることができていました。
  • 小さいものを器用に把握したり、鉛筆を握ってなぐり書きをすることもできていました。
  • 一方、検査者の行動を真似して同じものを描く、作るということが難しい様子が見られました。

 

家での様子ではあまりわからなかったんですが、親指と人差し指を使って小さな物をつまむ、ということが検査のときにはできていました。

人にあまり興味を示さないので、人の真似をして何かをするっていうのはまだ難しいかな。

あ、でも最近テレビの教育番組などを見て、踊っているお友達に合わせて体を動かすことが時々見られるようになってきたんですよ!

成長の証拠^^

言語・社会(言葉を使う力)
  • 指さしに反応を示したり、「ダメ」や「バイバイ」など日常でよく使われる言葉に反応することができていました。
  • 一方、現段階では、言葉を発する様子がなく、言葉の理解が難しいようでした。

 

はい、その通りです!

毎日一緒に過ごしている母がいちばんわかってはいるんですが、0歳10か月程度の発達と数字を見せられると、正直ちょっと複雑な気持ちにもなりますね。

 

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言葉を促すための手助けの例

これです!私が知りたかったのは!!!

 

1.笑い声の出やすい遊びを取り入れる

言葉を獲得する前の準備として、笑い声をあげる、声を発することが練習になります。

そのため、お子様が嫌がらなければ、くすぐるなどして、笑い声の出るような遊びを取り入れてみるとよいでしょう。

 

 

ぴょんきちは、意外と笑うんですよね。

たまに何もないところを見つめて「あはは~」って笑ったりするから「この子何か見えてるの?」って思うこともありますけど(笑)

あやしたり、くすぐったりして笑わせることは普段から結構やってたので「これでいいんだ!」と自信を持って続行中です。

兄と姉にも話したら、早速変なことしてめちゃくちゃ笑わせてくれました^^

 

2.子どもの行動を実況中継して言葉にする・多くの言葉を聞かせる

お子様の見ているものや、していること、関心を示していることについて言葉を聞かせてあげると、お子様が言葉に興味を持つ手助けになると思われます。

そのため、犬が散歩しているのを見ている時には「ワンワン(犬)お散歩しているね」

車のおもちゃで遊んでいる時には「ブーブー(車)走っているね」

など、お子様のしていること、関心を示していることを実況中継してあげるのも良いでしょう。

 

なるほど~。

疲れているときや忙しいときは、私わりと無言になってしまいがちなので、これは注意しなければ。

どんどん言葉を浴びせるのが良いんですね。

 

最近、兄姉と一緒にいるときは下ネタを聞かされることが多いかも…(笑)

 

外国語を学ぶ時も同じだったなぁ。

朝から晩まで浴びるように言葉を聞く。

これ、かなり効果あったもん!

 

うんうん、心がけていきましょう!

 

さいごに

 
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あの元気いっぱいなぴょんきちを押さえつけて検査を受けるのは、正直とても大変でしたが、それでもこれだけのことがわかって良かったと思います。 

なんとなくのんびりだな~。

様子見るしかないのかな~。

という状態では積極的な関りができなかったと思うので、1歳半健診でひっかかったこと、発達外来にかかれたことは、とてもありがたいことです。

 

今回の検査結果は病院から療育施設へも送っていただけるとのこと。

保育園の先生にもコピーを渡しました。

 

家庭と保育園と療育施設と病院と、いろんな分野の専門家に助けてもらいながら子育てできる環境。

日本って本当に素晴らしいなぁと実感しています。