2歳0か月 療育施設の見学へ行ってきました
療育の申し込みや計画書作成を進めている最中に、保健師さんから連絡をもらいました。
「療育施設の見学へ行きませんか?」とのこと。
「ぜひお願いします!」と返事をすると、2日後にすぐ見学へ行けることになりました。
2歳0か月のぴょんきちとともに、療育施設の見学へ行ったときの様子をお話します。
療育施設のプログラム
ぴょんきちに合いそうなクラスは週に一回、木曜日の午前中に行われていました。
見学に行った日はぴょんきちの他に2人のお友達がいましたよ。
そのクラスのプログラムは
- アスレチックルームで遊ぶ
- 椅子に座ってあいさつ
- マッサージ
- リトミック
- ボールプール
- シャボン玉
- 椅子に座って保護者からの言葉
- 最後のあいさつ
という流れでした。
これでぴったり1時間。
アスレチックルームで遊ぶ
部屋に入るとトランポリン、マット、跳び箱、テーブルやイスを組み合わせて作ったアスレチックなどがあって、まるで小さな遊園地!
ぴょんきちは一目で気に入った様子。
すぐに母の手を振り切って突っ走っていきました。
特にトランポリンが気に入ったようで、上っては降り、降りては上り、座ってゆらゆら、立ってゆらゆら~と何度も楽しんでいました。
椅子に座ってあいさつ
アスレチックルームで全身を動かした後は、別室に移動して椅子に座ります。
先生やお友達とあいさつをして、その日にやる内容を確認します。
ぴょんきちは最初の数分だけ椅子に座りましたが、すぐに他の気になるところへ走っていきました。
マッサージ
子どもはマットの上に寝転んで、親が腕、足、お腹、お尻、顔などを歌に合わせてマッサージします。
ぴょんきちはあまりお気に召さなかったようで、すぐに逃げ出そうとします。
私とスタッフさんが交代で追いかけて、引き戻して続きをやろうとしますが、半分ぐらいしかできませんでした。
母「私がマッサージしてほしいわ~^^:」
リトミック
部屋の真ん中に長いホースを丸い形に置き、その周りを音楽に合わせて歩いたり走ったりします。
時には母が子を抱えて飛行機~~~!
それから後ろ向きに歩くよー!
ぴょんきちは真ん中のホースが気になって気になってしかたがありませんでした。
ボールプール
隣の部屋のドアを開けると…ボールプール!
これはみんな喜んで中へダイビング!
10分~15分ぐらいだったでしょうか、集中して遊んでいました。
ぴょんきちは得意の投げまくり~だったんですが、嫌がって出て行くことはありませんでした。
シャボン玉
親がシャボン玉を吹いて、子どもたちに見せます。
ぴょんきちは興味深そうにシャボン玉を手で触ったり、追いかけたり。
この時も逃げ出すことなく集中していました。
椅子に座って保護者からの言葉
その日の活動を振り返って、子どもの目を見て感想を言ってくださいとのこと。
「初めてだったけど、楽しく過ごせました」
とぴょんきちの目をしっかり見て話しました。
通じているか通じていないかわからなくても、きちんと目を合わせて気持ちを伝えるということが大事なんだそうです。
最後のあいさつ
「先生さようなら、みなさんさようなら」と全員であいさつを交わして解散です。
療育施設の見学後、スタッフさんと打ち合わせ
初めて活動を一緒に体験させてもらっての感想は
「親子で一緒に体を動かす活動が多いんだな」ということ。
スタッフさんの話では
「このぐらいの年齢の子は、工作などはまだせずに、とにかく体を動かして遊ぶのが中心です。親子で一緒に活動することを通じて、『楽しいね、面白いね』と気持ちを伝えあうことで言葉を促していきます。やることは保育園なんかとあまり変わらないかもしれないけど、少人数だし専門家が近くで見ていられるので、ちょっとした変化もしっかり見られるし、親御さんも相談がしやすい環境ですよ。」
とのことでした。
その時に、相談支援事業所の担当者さんも来てくださって、計画書の内容を療育施設のスタッフさんと一緒に確認しました。
審査を早めに通してくださるとのことで、すぐにでも利用できることになりました。
今月はちょうどこのクラスがある日に用事や通院が入っていたので、正式には下旬から通うことになりました。
療育と子どもに対する思い
ぴょんきちのお陰で初めて療育というものに関わることになりました。
それまでは「療育」という言葉は聞いたことがあったけど、具体的にどんなことをするのかはよくわかっていませんでした。
ぴょんきちのように、ちょっとのんびりさんが、
- その子の持つ良いところを伸ばす
- ちょっとつまづいている部分が伸びるようにサポートする
そういう場所だっていう理解でいいのかな~って思いました。
思ってたよりも親が体を動かすことになりそうなので、ちゃんとついて行けるように体力づくりをしっかりやらなきゃね!
相談支援事業所の担当者さんと話した時に
「ぴょんきちくんに、どうなってほしいという希望がありますか?」と聞かれました。
そのときに
「他の子と同じようになってほしいとは思いません。ぴょんきちがぴょんきちらしく、自分の良いところを伸ばしながら、困りごとが見つかればサポートを受けられる。私自身もいろいろ勉強しながら、そんな環境を整えてあげられたらいいなと思います。」
って答えました。
療育施設では
- ぴょんきちが楽しんで活動できるようにする。
- 私も困ったことがあったらすぐに相談する。
ということを心がけて、のんびりやっていけたらなって思います。