1歳半健診で引っかかった!自閉スペクトラム症の息子の成長日記

我が子が1歳半健診で身長の低さと発達の遅れを指摘されてからの記録を綴っています。発達障害・自閉スペクトラム症・ADHD・低身長・発達外来・療育

【ASD3歳半】1年半ぶりの新版K式発達検査の内容と結果

3歳半になったぴょんきちは、4月頭に約1年半ぶりとなる発達検査を受けました。

結果は数字だけ見ると落ち込むレベルだけど、検査を受けたときのぴょんきちの様子は、前回よりも大幅に成長を感じました。

そんなぴょんきちの、2回目のK式発達検査の内容と結果をまとめておきます。

 

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【ASD3歳半】新版K式発達検査の内容

【ASD3歳半】1年半ぶりの新版K式発達検査の内容と結果

発達検査

2歳1か月の時に受けたのと同じ検査を受けました。

内容は

  • 積み木を積む
  • 型はめ
  • 瓶の中に小さな物を入れたり出したり
  • 絵を描く

などなど。

ただ、今回は病院ではなく療育施設で受けることができたんです。

慣れた場所で、慣れた先生。

先生もぴょんきちのことをよくわかっているので、遊びながらやっていただけたので、本人もわりと落ち着いてできたんじゃないかなと思います。

 

積み木や型はめも随分できるようになったし、お手本を見て「どんなふうにするのか

」を学んでやろうとする姿勢も見えて、大きな成長を感じました。

 

ちなみに、前回はこんな感じでした↓

 

teishinchou.hatenablog.com

 

 

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【ASD3歳半】新版K式発達検査の結果

【ASD3歳半】1年半ぶりの新版K式発達検査の内容と結果

積み木

検査結果

領域別 発達年齢 発達指数
姿勢・運動(大きく身体を使う運動) 2歳4か月 67
認知・適応(見ながら手先を動かす力) 1歳5か月 41
言語・社会(言葉を使う力) 0歳8か月 18
全領域 1歳5か月 41

 

発達指数は100が平均です。


ぴょんきちの全体的な発達指数(DQ)は41で、知的発達水準は平均より低いという結果が出ました。

 

検査の様子とまとめ

検査をしてくださった先生からのコメントです。

 

運動遊びをはさみながら検査に取り組んでもらいました。検査の物品にきちんと興味を持ち、手本を見せることで理解し、できるものがありました(角板はめ、入れ子など)。また、物品を見ることでどのように扱うかがわかるものもありました(型はめ、描くなど)。ベルが気に入り、耳の近くや顔の周りで鳴らす様子がみられました。退陣意識が増えて人に注目できるようになったこと、理解できることが増えたことで、検査を受ける態度にも成長が見られています。

 

手助けの方針と内容

①視覚的な手がかりを積極的に取り入れましょう

ちょうだいやおねがいなどのサイン、帰るときやお外に行くときには言葉に添えて靴を見せる、行き先でバッグを変えて行き先を伝えるなど日常生活の中で視覚的な手がかりを積極的に取り入れていきましょう。

 

②大人と楽しい!嬉しい!という気持ちを共有しましょう!

人と関わって楽しい、心地良いと思うことが対人意識の向上に繋がります。アイコンタクトや表情、身振り手振りなど言葉にならなくても、本児のリアクションをたくさん引き出していきましょう。

 

③遊ぶことで脳が成熟していきます!

体が育つことで脳が成熟します。脳が育つから体が育つのではありません。いろんな運動(遊び)を体験して体を育てましょう!それが、ことばを育てることにも繋がります。さらに、楽しい嬉しい体験は脳が活性化され、多くのことを吸収できあす。楽しいことをたくさん経験しましょう!

 

 

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 【ASD3歳半】新版K式発達検査のまとめ

【ASD3歳半】1年半ぶりの新版K式発達検査の内容と結果

積み木を積む

2回目となる新版K式発達検査を受けた様子や結果をまとめました。

数値だけ見ると発達に大きな遅れがあると判断されるけど、小さいころからの過程を見ていると

「できること増えたな~」

「コミュニケーション取れるようになったな~」

って大きな成長を感じることができました。

 

ぴょんきちも成長してますが、同年代の子どもたちもめまぐるしく成長してるので、どうしても平均値が上がってしまうからしかたないんですよね。

今回検査をしてくれた先生も「数値はあまり気にしないでいいですから」と言ってくれました。

 

というわけで、我が子の成長が見られたいい機会となりました。